またしてもご無沙汰しております。２月に母になってからあっという間に3ヶ月が過ぎてしまいました。赤子に振り回されて、気が付けば夕暮れ…という日々もようやく少しずつ慣れてきたこの頃です。そうこうしているうちに住んでいる街ベルヴィルのアトリエ開放の季節が近づいてきました。絵を描く時間がほとんど取れていなくて(正確には、自分に使える時間も、一日のうちに少しはあるのですが、疲れて寝てしまうという事が多というのが真実)、描いたのは大阪の乙女屋さんのイベント”Porte Bonheur"のためのイラスト。
…と、アトリエベルビルのインフォメーションに飾られる用の20cm×20cmの作品(各参加アーティストが規定サイズで作った小作品がギャラリーAABに展示されます。)のみというていたらく。さらにはどちらも我が子の絵という親ばかっぷり。
先週末は3連休だったので、親子3人でF氏の実家へ行きました。愛情深いF氏のお母さんは、案の定孫にめろめろ(８人目の孫なので赤子の世話のスペシャリスト！！）で滞在中はすっかりおまかせで赤子の面倒を見ていただいて(お義母さまさまです)、私はちょっと大きめの絵を描きました。実家の半分のスペースが改装工事中で、居間の家具がどけてあったので、そこに画材を広げさせてもらって、週末のにわかアトリエ。
おかげさまでほぼ完成！！まだ、もう少し色をいれますが、良かった…飾るものが出来ました。あとは小さい絵も何点か新作描きました。
ベルビルアトリエ開放って何？っていいますと、ベルビル周辺にはたくさんのアーティストが住んでいて、アトリエもたくさんあるのですが、その期間中、アトリエを自由に訪問、見学出来るというイベントです。カタログマップ上に沢山のアトリエ番号が印されていて(ちなみに私は67番)、3カ所あるAaBのインフォメーションにある参加アーティストの作品ファイルでお気に入りの作家を探せます。なにしろ127箇所のアトリエ、189人ものアーティストが参加していますので、全部行くのは絶対に無理。コンサートや投影などのインスタレーションもあり盛りだくさんのイベントです。私はアトリエを持っていないので、水彩画家の友人カトリーヌのアトリエの一部を借りて展示します。今年はお天気があまり良くないようですが、パリにお住まいの方、期間中ご旅行でみえる方、ぜひいらして下さい。
Ateliers d'Artistes de Belleville/アトリエd’アーテストdeベルヴィル
Les Portes Ouvertes /アトリエ開放
5月24日(金)〜27日(月)14:00−21:00
ベルヴィル界隈にある127ものアトリエがその日解放され、自由に見ることが出来ます。私は今年も自分のアトリエ(というか住居)ではなく、友達の水彩画家Catherine MICHELのアトリエで展示させてもらいます。
Adress /カトリーヌのアトリエの住所
3,rue Jouye Rouve 75020 Paris
最寄り駅メトロ11番線Pyrenees
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